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第6回 MICHINOOKセミナー「超高齢社会に挑む産学連携ライフサイエンス ー 脳・分子・創薬・AIが切り拓く未来ー」における講演のお知らせ

2026年1月27日に日本橋ライフサイエンスハブで、東北大学主催の第6回 MICHINOOKセミナー「超高齢社会に挑む産学連携ライフサイエンス ー 脳・分子・創薬・AIが切り拓く未来 ― 」が開催され、当社代表取締役会長兼社長の宮田敏男教授(東北大学大学院医学系研究科教授)が講演を行いましたので、お知らせいたします。

本セミナーは、健康寿命の延伸や高齢者のQOL(生活の質)維持という重要な社会的課題を解決するためのライフサイエンス分野における最新科学技術研究の動向と産学連携の可能性を議論するフォーラムです(ポスター参照)。東北大学の研究者による脳科学、分子機構、創薬及びAI行動科学の最前線に関する講演が行われ、企業研究者や新規事業担当者など約100名が参加し、当社が実施しているXPRIZE Healthspan1臨床の試験責任者である東北大学理事・副学長・病院長の張替秀郎教授も挨拶をされました。

宮田教授は、「老化細胞除去薬(セノリティック薬)2)の開発」のテーマで、PAI-1阻害薬RS5614の免疫系を介したがん細胞・老化細胞の除去促進効果や、抗老化・長寿医薬品としての可能性を紹介しました。さらに、RS5614の臨床開発状況や、国際的な健康寿命延伸プロジェクト「XPRIZE Healthspan」への参画についても言及しました。

1XPRIZE Healthspan
健康寿命を延ばすことができた研究チームに対して、総額1億米ドルを支払うという世界的なコンペティションです。このコンペティションは、XPRIZE財団が主催し、人間の老化や長寿に対する治療アプローチに革命を起こし、健康寿命を積極的に10年以上延伸するという挑戦的な課題に取り組むことを目的とします。同財団は、これまで世界初の民間による月面探査、二酸化炭素(CO2)の回収・貯留技術のコンペティションを行うなど、人類に利益を与える技術の開発や、世界が直面する課題の解決を目的とした賞金を懸けた幾つかのコンペティションを実施してきました。

2)老化細胞除去薬(セノリティック薬)
加齢やストレスにより機能低下した老化細胞を選択的に除去することで、慢性炎症の抑制や組織機能の改善を目指す医薬品です。