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「仙台市×東北大学スマートフロンティア協議会・ウェルネス分科会」の河北新報記事のお知らせ

世界的な長寿医療コンペティションXPRIZE Healthspan1)のTOP10(ファイナリスト)の選出(2026年後半)、さらにはファイナル臨床試験2)を成功に導くために、2025年5月29日、東北大学大学院医学系研究科(メディシナルハブ)にて実施された「仙台市×東北大学スマートフロンティア協議会・ウェルネス分科会」のセミナーが河北新報記事に取り上げられました。

  • https://sendai-tokku.jp/smart-frontier-sendai/

同セミナーでは、XPRIZE Healthspan東北大学チームの代表であり東北大学医学系研究科教授の当社宮田敏男取締役会長が、「XPRIZE Healthspanへの東北大学の挑戦:長寿医薬品の開発に向けて」をテーマに講演を行ったほか、XPRIZE Healthspan臨床試験責任者である東北大学理事・副学長・病院長の張替秀郎教授、認知や運動器機能の各専門家がXPRIZE Healthspan臨床試験の実施に向けたテーマで講演し、その後、産業界、行政など90名近くの参加者による活発な意見交換が行われました。

河北新報の記事は以下のサイトをご覧ください。
https://kahoku.news/articles/20250609khn000070.html

1)XPRIZE Healthspanは、健康寿命を延ばすことができた研究チームに対して、総額 1 億米ドルを支払うという世界的なコンペティションです。このコンペティションは、XPrize財団が主催し、人間の老化や長寿に対する治療アプローチに革命を起こし、健康寿命を積極的に10年以上延伸するという挑戦的な課題に取り組むことを目的とします。XPRIZE財団はアメリカの非営利の民間財団であり、イーロンマスク氏などがスポンサーに名を連ねています。同財団は、これまで世界初の民間による月面探査、二酸化炭素(CO2)の回収・貯留技術のコンペティションを行うなど、人類に利益を与える技術の開発や、世界が直面する課題の解決を目的とした賞金を懸けた幾つかコンペティションを実施してきました。

2)ファイナル臨床試験
50歳以上の100名程度(200名以内)を対象とし、1年間の治療介入効果を評価する計4年間のクロスオーバー対象臨床研究。対照群と比較して、治療介入群が設定された3つの評価機能(筋肉、認知、免疫)すべてにおいて、少なくとも10年以上の機能改善を実証すること。